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酒質内容大吟醸酒造米山田錦精米歩合40％日本酒度＋6酸度1.1アルコール16.2度味わい濃厚・辛口3年間の眠りからさめた古古酒手取川の最高傑作。酒米の最高峰山田錦、これらを蔵の威信をかけてじっくりと仕込んだ大吟醸です。フルーティでまろやかな味わいであり、最も雑味の少なく、しかも味わいの深い部分を低温で3年間熟成したものです。熟成の妙によるまろやかなのど越しと深い吟香味が特長です。酒の独特な癖が無く、柔らかくて綺麗なお酒で、やや辛口ですが、大変なめらかでしかもコクがあり、つまみがいらないどんどんすすむお酒です。このお酒の味わいを知ってもらう為には、ゆっくり時間をかけて飲んでもらいたい、そんなお酒です。全国の日本酒ファンにとって「手取川」の名は、真っ先に酒の銘柄として思い起されるのではないでしょうか。新酒鑑評会での受賞暦は、地酒王国石川県にあってもトップクラスと言えるでしょうし、大都市圏でも、日本酒にこだわる居酒屋では、並みの地酒とは別格の扱いを受け珍重されているようです。現在、この蔵の全量特定名称酒は、全製品の平均精米歩合49％という数字も、酒質の高さを物語っています。この蔵が他と違うところは、杜氏が2人いると言うユニークなところです。1人は、ベテラン蔵人16人を率いる能登杜氏で、もう1人は5名の社員を蔵人に従えているところです。それぞれの杜氏の名前とって「山本蔵」「吉田蔵」と呼ばれている蔵があり、「手取川」は、ベテラン集団の「山本蔵」、一方若い「吉田蔵」は、大吟醸と特別純米酒を仕込んでおり、そのまま「吉田蔵」の名前で販売しています。